専門家が教える「膝を守る歩き方」のコツ
2023/06/12
健康のためにウォーキングを始めたけれど、
逆に膝を痛めてしまった……。
そんなお悩みで来院される方は少なくありません。
前回、「猫背で歩くと膝への負担が増える」というお話をしました。
姿勢そのものは整体で整えることができますが、
それと同時に大切になるのが、日々の「歩き方」の意識です。
今回は、20年の臨床経験から導き出した、
膝の軟骨を守りながら楽に歩ける
「身体の使い方」を分かりやすく解説します。
膝を痛めやすい
「チョコチョコ歩き」の落とし穴
身体が丸まり猫背の姿勢になると、
どうしても歩幅が狭くなり、いわゆる
「チョコチョコ歩き」
「ペンギン歩き」
になりがちです。
この歩き方の問題点は、足をつく瞬間の衝撃を膝の関節がダイレクトに受けてしまうことです。
歩幅が狭いと膝を伸ばしたまま着地しやすく、それが繰り返されることで軟骨への負担が蓄積し、痛みへと繋がってしまいます。
膝を守るための「理想的な歩き方」2つのポイント
膝への衝撃を最小限に抑える歩き方は、実はとてもシンプルです。
ポイントは以下の2つです。
1. 「常に膝を軽く曲げた状態」を意識する
膝をピンと伸ばしきった状態で着地すると、地面からの衝撃がクッションなしで関節に伝わります。常に膝に「あそび(余裕)」を持たせ、軽く曲がった状態で着地することで、筋肉が天然のサポーターとなり衝撃を吸収してくれます。
2. 「大股」で、足の裏全体を滑らせるように
イメージは、極端に言えば「すり足」です。
実際には靴を履いているので完全なすり足はできませんが、
「大股で、足の裏を地面に近づけたまま運ぶ」
意識を持つことで、膝を伸ばしすぎるのを自然に防ぐことができます。
なぜこの歩き方が「最強」なのか?
この「大股での緩やかな着地」ができるようになると、
膝の軟骨同士が激しくぶつかり合うことを避けられます。
軟骨への負担が劇的に減るため、長時間歩いても膝が痛くなりにくく、さらに足全体の筋肉を効率よく使えるため、疲れにくくなるというメリットもあります。
まさに、一生自分の足で歩き続けるための「最強の歩き方」といえます。
正しい身体の使い方が、膝の未来を変える
「歩き方を変える」というのは、最初は難しく感じるかもしれません。
ですが、身体の構造(メカニズム)を理解して少し意識を変えるだけで、あなたの膝の未来は大きく変わります。
松江市の整体院Body Care SMILE では、施術で姿勢を整えるだけでなく、お一人おひとりの歩き方のクセを見極めた動作指導も行っています。
「正しい歩き方を直接教わりたい」「膝の痛みを根本から解決したい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。丁寧な対話を通じて、あなたが安心して歩けるお手伝いをさせていただきます。
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猫背がなぜ膝を壊すのかについては、こちらの記事も参考にしてください。

